2014-11-10 第187回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
業転玉とかそういう話じゃないかと思いますが、この問題は、判断がとてもデリケートな問題でありまして、具体的な事案を見ないとなかなか判断がつかないという事例になると思います。
業転玉とかそういう話じゃないかと思いますが、この問題は、判断がとてもデリケートな問題でありまして、具体的な事案を見ないとなかなか判断がつかないという事例になると思います。
先ほど申しました、公正かつ透明な石油製品の取引構造の確立ですが、恐らく委員もよく御存じのように、業転玉の問題も含めまして、真面目にやっているスタンドがばかを見ない、そして、これなら仕事を続けていられるという状況をしっかりと責任を持ってつくっていきたいと思っております。
二つ目として、また、元売は、自社が精製したガソリンを商社に販売し、それが安価な業転玉としてプライベートブランドのサービスステーションに供給されている一方で、系列特約店に対しては業転玉の購入、販売を制限していることが認められたこと。
私は、根本的な要因は、石油元売が系列店に販売していくということで正規の料金で出す系列玉と余った在庫を例えばブローカーを通じて安くPBなどに売っていく業転玉の価格差にあるんだと思います、根本は。 それで、現在の値段なんですが、これは大体卸値でも販売価格でも同じぐらいなんですが、業転玉を扱っているPBと系列SSの間で十円以上にもなっている。
○鴇田説明員 業転玉、いわゆる業転物が存在しておるということは我々も承知していますし、非常に関心を抱いているところなんですが、具体的な物の流通実態というのは極めて複雑多岐にわたっておりますので、詳細な把握は残念ながらできておりません。ただ、推計によりますと、ただいま先生おっしゃったように、年間二百五十万キロリットル前後に達していると言われております。これは量の方の話でございます。
業転玉ですね。灯油の場合には、この業転玉は、元売仕切りが一リットル大体四十円台のものが二十五円ぐらいで取引されている、こういう実態があるわけですけれども、ガソリンの場合は一体どのくらいになっておるか、御承知であったらお示しをいただきたいと思っているわけです。
そこで、こういうことを御承知かどうか聞いておきたいのですが、言葉で速記の方にわかるかどうか知りませんが、業転玉、こういうことについて、通産省はその事実というか、それがどのようにして行われるか知っておられるかどうか、ちょっと聞いておきます。
先生の御指摘の点は業転玉に多く見られるのではなかろうかと思っております。元売り系列以外に流れるという事実はございます。したがって、そういう安値のものが横行いたしますと市況が大変混乱する、こういうことでございますのと、外資系は特に安売りをいたしておりますので、われわれがそれに追従していきますことがまた競争を激化しているという現状ではなかろうかと思います。
しかし、それから入ってきたものを精製するキャパシティーといいますか、そういうものを決める場合には、きちんとして各社ごとに審議会で決めていって、それで手足の弱いところは、今度は精製しても、油種によってでもありますが、業転玉を出してしまって、それでもう末端の方で安売り競争のもとをつくるとか、やはり一貫して元売りの体制も、それから卸の体制も、あるいは小売の体制もいろいろ言われているように、いま石油の輸入から
その要因とは、一つは元売り会社の拡販政策、二つはアラムコ系企業とその他の企業との原油仕入れ代金格差に基づく販売店仕切り価格格差の拡大、三番目には超安値業転玉の流用による特定スタンドの安売りであります。またそのほかに業界の問題として、日曜、祝日休業についての行政指導の不徹底に伴う業者間の疑心暗鬼とトラブルの問題等があります。
○橋口政府委員 いまお話がございましたように、石油の流通の形態なり流通業界の実態というものは、一言で申しますと大変弾力性のない世界でございまして、一たび余りますと業転玉が発生したり、一たび締まりますと大変需給がタイトになる、そういう世界でございまして、最近の状況はよく承知をいたしておりませんけれども、流通構造の問題としましては、これはたしかこの前もお答えしたと思いますけれども、揮発油販売業法の関係等
、これはアンケート調査をやりまして、現在その結果に基づいていろいろ事業者から説明を聞いている途中でございますけれども、確かにわれわれの感触といたしまして、従来複数の取引があった小売店が単数にしぼられつつあるという傾向はわれわれの調査でも出ておるわけでありまして、多少長くなりますが、この調査を始めましたときは、実はさっき通産省からお答えがございましたように、ガソリンその他の過剰の状態でございまして、業転玉
、これは、率直に申しまして、なかなか取り上げにくい問題だと思いますので、それに付随して、あるいはそれを実現するためにもろもろの不公正な手段を使うということであれば、これは問題でございますし、基本的には、先ほどもちょっと触れましたように、石油の流通構造につきまして系列化の方角に次第次第に進んでいくというような形が一体いいのかどうかということを基本的には取り上げてみる必要があると思うわけでありまして、業転玉
現在やっておりますのは卸、小売の川下の段階でございまして、川下の段階の一応の実態調査の中間的な取りまとめをいま急いでおるところでございますが、確かに、おっしゃるように、系列化の傾向がかなり強くなっておるわけでございますし、一たび需給が緩和いたしますと、やはり業転玉が業界の中で問題となるというような、ある意味では大変弾力性に乏しい流通形態ではないかと思うわけでございまして、同時にまた揮発油販売法というような
それから同時に系列の影響等がございまして、系列外のものが品物が不足になりましたときは締め出しを受ける、過剰になりましたときはむしろ押しつけられる、いわゆる業転玉が妖怪のごとく石油業界を排回するという事態が一昨年の秋ごろにはあったわけでございまして、そのときは確かにガソリン価格等は大幅に下がっております。
したがいまして、そういうことのひずみが川上の方から川下に向かって流通過程を乱すような形で油がたまってくる、過剰な状態の場合にはいわゆる業転玉というようなものが発生いたして、業界の秩序を混乱させる。
えないというようなことに対して適確な需要の確保を図ることをねらいといたしまして、資源エネルギー庁の方が各県さらには市町村と連携をとられまして苦情処理の窓口をつくって、その窓口において一件、一件、個別的な事情に即して需要の手当てをしていくということで、非常にきめ細かい話ですけれども、そういうような対応で末端の方でできるだけスムーズにいくようにしておるわけでございまして、かつてのように非常にだぶついた時代において業転玉等
商品の需給が緩和いたしました状態のもとにおきましては、系列外に対して押しつけ販売をする、いわゆる業転玉が石油業界を妖怪のごとく彷徊したのはつい一年くらい前でございます。
これは多少の経緯がございまして、昨年のいまごろはむしろ石油関連製品は過剰の状態であるわけでございまして、いわゆる業転玉という名の妖怪が石油業界を徘回するというような状態でございまして、そういう状況のもとにおいて、石油製品の流通の過程に十分解明されない点がある、こういう御指摘が各方面からあったわけでございまして、そういう角度からの調査を実は開始をいたしておるわけでございまして、いま申し上げましたように
○佐野(進)委員 そうすると、その原因はユーザーの買いだめ、あるいは業転玉の行方、いわゆるスポット物の処理、こういうところに原因があると御判断なされておられるわけでございますか。
○永山参考人 業転玉につきましては、私が先ほど申し上げましたように、どこの元売りも、いま大事な石油、大事な玉でございますから、したがいまして、正規の需要を中心にしてそれを流すということに主眼を置いておりますので、業転玉に積極的に流す、意識的に流しているというところは余りないのではなかろうか、私ども、意見交換をしたことはございませんが、さように信じております。
それで、先ほどから出ておりますように、新しいお客さんが出てくるとか、それからいままで安値の業転玉に依存していたルートから買っておられた方、そういう人たちについてかなり摩擦的な不足が出てきているということは、私どもも県の方その他からいろいろ伺っているところでございますけれども、そういう形になりますと、そういうものはやはり個別的にできるだけその緊急の需要に対応していくという現在の体制のもとで処理していかざるを
これがなぜそう決めつけるのかということにつきましては、たとえば本省で六月、七月、四百件程度の処理を行っておりますが、大きく分類いたしますと、従来やはりスポット市場あるいは業転玉に依存するところから買っておるユーザーあるいはそれらの末端の販売業者等々からの苦情が五割以上を占めております。
ただ、昨年余っておりました時期にスポット物、いわゆる業界で業転玉と言っておるわけでございますが、こういうものを手当てされた方がおるわけでございまして、そういうところの玉が切れておるということで、一部流通段階におきましてヒッチを来しておる、こういう事実はあるわけでございます。